お別れ
昨日、お通夜に行ってきたの。
高校3年の時の担任の先生。女の先生で、結婚されていなかったのでマンションで一人で亡くなっていたって聞いて行かなくちゃ!って。
高校時代の記憶は(だって30年前)ほとんどなく、なにか 生きる標を伝えていただいた記憶もないのだけど、私が高校3年の時 入院・手術で病院にいた時、ほとんど会話したことのない先生がお見舞いに来て下さった。
学校では見たことのない優しいお顔で、お見舞いにと「ティカップのセットとタオル」を持ってきてくださった。ティカップのセットは、その頃の私でも知っているブランドの陶器でステキなものだったの。
その時はなぜ?と思ったのだけど、高校を卒業して一人京都の短大に行く時も、札幌に戻って一人暮らしを始めた時も、結婚した時も、そして今も いつも私の食器棚の中に大切にしまってある。
見るたびに先生を思い出し、高校時代を思い出し・・・先生がこれを選んだのはそういう意味だったのかな?ってわかってきた。
3年前、同窓会でお会いした時に「今でも大切に持っています。」ってお伝えしたら、また優しい温かい笑顔で「そう」って。
会場に飾られているお写真を見て、そのときの先生の顔と重なり涙が出たよ。
たくさんいる生徒の、一人一人に声を掛けることは大変で・・・でも、私を見舞おうと品物を探している時の先生は、きっと私のことだけ考えていてくれたんじゃないかな?って思って涙が出たよ。
30年たって、本当にありがとうございましたって 心の中で。
マンションで誰にも見取られず一人で旅立った先生だけど、きっと たくさんの生徒の顔 浮かんできただろうな。そう思いたい。
人への贈り物って 心が伝わるもの・・・いつか
今日は、カップにお花を浮かそうと思う。
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